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第11話まで読んでいただいた皆様、ありがとうございました。それから、2日間にわたって第11話―21のルール氏の独白の箇所を飛ばして掲載してしまい申し訳ありませんでした。今後はこういうことがないよう重々注意していきますのでよろしくお願いいたします。次は、第12話「啓示」です。 「おほん、この件に関して読者への侘びだけで済ませようとするのかね。」 「あ、ルールさん、ご、ごめんなさい。」 「あれではまるでわしがいきなり錯乱したみたいではないか。せっかく読者に理性的な人物と思われておるのに。」 「まったく申し訳ありませんでした。しかし、どんな理性的な人物でも息子が命の危険にさらされていると知ったら、ああなるのも無理からぬことだと思った人が多かったようで…。」 「どうやら、わしの独白などさして重要ではないと考えておるようだな。」 「いや、そんなことは決して!」 「あんな内容など、もうすでに見当がついていたと。」 「いえいえ、お父上がユグノーであったことやルールさんがユグノーからカトリックに改宗されたことぐらいは見当がついていた読者も多かったでしょうが、お父上が貧しい農民の反乱を率いた首謀者として処刑されたというのは、初めての情報であったはずです。」 「わしの父アントワーヌ・ド・ルールは実在の人物なのだからな。あだやおろそかに扱うでないぞ。」 「ははー、そこはよく承知しております。」 「その点さえはっきりさせれば、そなたの失策を許すことにしよう。なにしろわしの特徴は、モンテーニュの愛読者たるにふさわしく、“寛容”であることらしいからな。」 「は、はい。ありがとうございます。(そういう人物設定にしておいてよかった…。)」 第11話に関する覚書 時 1691年6月 場所 水車小屋 ガブリエルの家 隣村の秘密の集会所 リュックの家 バヴィル知事邸 ルール家の屋敷 処刑台の設置された広場 森の中 登場人物:ユグノー側 ディマンシュ(19歳)…主人公。 アル(12歳)…ディマンシュの従弟。 ガブリエル(31歳)…アルの母親で、ディマンシュの義理の伯母。 リュック…村の顔役。床屋兼外科医。 リザベット…リュックの妻。 説教者(20代半ば)…改革派の教会学校の元教師。説教をしているところが発見されて拷問の末処刑される。 ジャン・カヴァリエ(9歳)…隣村の教会学校の元生徒。弱虫。 ピエール・ラポルト(11歳)…隣村の教会学校の生徒。 アブラアム・マゼル(14歳)…隣村の教会学校の生徒。 ピエール・セギエ(30台半ば)… 元車大工で、現在は物乞い。 ジェデオン・ラポルト(30歳ぐらい)…元兵士で、現在は鍛冶屋。 村人たち 村の少女たち 登場人物:カトリック側 シャルロット・ド・ルール(14歳)…カトリックの貴族の娘。ディマンシュに恋焦がれている。 アドルフ・ド・ルール(19歳)…シャルロットの兄。竜騎兵となり、ユグノーの摘発活動に従事するが罠にかかって人質となった。 セザール・ド・ルール…シャルロットとアドルフの父。かつてユグノーであったが、改宗した。貧しい農民を率いて反乱を起こすが失敗して処刑されたアントワーヌ・ド・ルールを父に持つ。 プール隊長…竜騎兵を率いる有能な軍人。 バヴィル知事…ラングドックの知事。ルール氏の存在を煙たく思っている。 シェーラ司祭…ユグノーの弾圧に辣腕を振るう司祭 |
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察するところ、どう書こうかと思案していたのを、今回の「ドジ」をネタに、うまく書けた! というところでしょうか? |
ヒッピー 2006/09/30 23:31 |
まあ、ヒッピーさんったら! |
すずな 2006/10/01 12:40 |
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