アクセスカウンタ

陽気な日曜日

プロフィール

ブログ名
陽気な日曜日
ブログ紹介
 並ぶものなき権勢を誇るフランス王ルイ14世の治世、それは、ヴェルサイユ宮殿に象徴される栄華の時代であると同時に、幾度にもわたる戦争と宗教弾圧の時代でもあった。
 そんなルイ14世の絶対権力に一矢を報いた人々がいた。彼らはやがて「レ・カミザール(Les Camisards)」と呼ばれることになる。

春乃すずながお送りする初めての長編歴史小説です。
初めてお越しの方は、「プロローグ」よりお読みください。記事の右上の「>>」または、下方の「後記事>>」をクリックすると、連続して読めます。また各章ごとの冒頭にこれまでのあらすじを掲載しています。
この小説は2012年3月で完了しました。皆様、長い間のご愛読ありがとうございました。

*コメント大歓迎! 過去記事へのコメントももちろん歓迎!

*目次は右側のスペースにあります。

*10月1日に田宮行方の世界の第20話として新しい小説を発表しました。その解説記事もご覧ください。

*作者の多忙が続いておりますので漫画『ガスコーニュのつわものたち』は4月末まで休載します。

*4月中は17世紀の科学事情の理解のために「地動説列伝」を掲載します。

zoom RSS ブログ 新着記事

タイトル 日 時
地動説列伝(4)コペルニクス的転換(上)
地動説列伝(4)コペルニクス的転換(上)  これまで不動のものとして信じられてきた価値観などが根底から覆されることを「コペルニクス的転換」と言います。  これは、ポーランドの天文学者ニコラウス・コペルニクス(1473-1543)がこれまで揺るぎないものと信じられてきた天動説に取って代わって、地動説を唱えたことによるものです。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2018/04/17 21:01
地動説列伝(3)天動説の隆盛
地動説列伝(3)天動説の隆盛  天動説はアリストテレス(紀元前190年 - 紀元前120頃)も採用していました。アリストテレスは、古代ギリシャ時代の学者として、その権威は絶大なものがありました。その著書が扱っているのは哲学だけでなく、自然科学や政治学など多岐にわたっています。少年時代のアレクサンドロス大王の家庭教師をしていたことも知られています。  彼は同心円の中心に地球が位置し、その周囲を太陽や惑星、恒星が回っていると考えました。単純でわかりやすい考え方ですが、惑星の動きを説明することはできませんでした。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2018/04/11 14:25
地動説列伝(2)アリスタルコス
地動説列伝(2)アリスタルコス    フィラロスからおよそ150年後、ギリシャにアリスタルコス(紀元前310 - 紀元前230)という天文学者が登場します。  アリスタルコスは、宇宙の中心は太陽であり、地球はその周囲を公転しているという仮説を打ち出しました。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2018/04/06 07:34
地動説列伝(1)フィロラオス
地動説列伝(1)フィロラオス  人間は誰でも自分を中心に考えます。  自分が立っている大地が宇宙の中心であり、太陽や月や星々はその周りを回っているのだと。実際、それは天体の運行を観測した時の実感にも合っています。太陽や月や星は東の地平線から出現して天空を回り、そして西の地平線へと沈んでいきます。たいていの神話の認識もそのようなものです。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2018/04/04 22:57
地動説列伝(序)
 4月からは『ガスコーニュのつわものたち』を再開すると予告しておりましたが、漫画家の多忙が予定通りに解消されず、再開は5月に延期することになりました。楽しみにしていてくださっていた方々には申し訳ありません。    『ガスコーニュのつわものたち』を長い間休むことになるので、その間、この漫画の今後の展開に関係のある事柄を知っておいていただこうかと思います。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2018/04/02 07:33
サクラサク読書案内(15) のぞゑのぶひさ・岩田和博『神聖喜劇』
サクラサク読書案内(15) のぞゑのぶひさ・岩田和博『神聖喜劇』                  大西巨人の小説『神聖喜劇』を漫画にしたものです。難解な小説だと思われていますが、そんなことはありません。主人公東堂太郎も、登場する様々な人々もみんなキャラが立っており、そのぶつかり合いが、ある時は深刻な、ある時は笑える場面になっています。  小説で経過する期間は1942年1月から4月までのわずか3ヶ月であり、しかも、その舞台は対馬の要塞司令部と連隊本部の屯営に限られています。そこで補充兵として教育を受ける東堂太郎たちの日常生活が微細に描かれます。  しかし、これは同時に日本社会の縮図でもあ... ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2018/03/30 09:13
サクラサク読書案内(14) 水木しげる『コミック昭和史』
サクラサク読書案内(14)  水木しげる『コミック昭和史』          水木しげるといえば妖怪もので有名ですが、戦記漫画もたくさん書いています。自ら従軍した時の悲惨な体験が大勢がベースになっているので、どれもみな迫力と怨念とに満ちています。  1922年(大正11年)生まれの著者にとって、昭和の始まりはちょうど物心つく頃と一致しています。『コミック昭和史』は、そんな自らの個人史を織り交ぜながら、昭和史の全体像を描いたものです。  ねずみ男がリポーター役を務めているところが、ユーモラスで読みやすいものになっています。  庶民の暮らしが生々しく描かれており、親が... ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2018/03/29 07:36
サクラサク読書案内(13) 市川ジュン『陽の末裔』
サクラサク読書案内(13)  市川ジュン『陽の末裔』  『陽の末裔』というこの題名は、「元始、女性は実に太陽であった」という平塚らいてうの言葉に由来しています。近代日本において女性の権利はひどく侵害されていました。しかし、大正デモクラシーの時代に社会運動が活発になり、女性の権利獲得運動も広がりを見せました。平塚らいてうはそんな時代の活動家です。  この漫画では二人の少女が、対照的な方法で女性に対する抑圧と闘っていきます。ひとりは没落地主の娘である南部咲久子、もうひとりは貧農の娘石上卯乃です。二人は貧困から脱却するために東京の紡績工場に働きに行くこ... ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2018/03/28 13:39
サクラサク読書案内(12) 池田 理代子『ベルサイユのばら』
サクラサク読書案内(12) 池田 理代子『ベルサイユのばら』  あまりにも有名な作品ですが、私自身がリアルタイムでこの漫画を読んでいたこともあって、フランス革命を知る上ではずせません。  今でこそ、その地位は揺るぎない物がありますが、当時、週刊マーガレットでこの漫画が連載される時に、「少女には難しい」として、あやうくボツになりかけたそうです。この話を後になって知って仰天したことがあります。時代に先駆けて新しい物を打ち出す時には、古い思いこみが邪魔をする物だとつくづく思いました。    漫画としての面白さは言わずもがな。歴史を学ぶという上で重要な点は、... ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2018/03/27 09:57
サクラサク読書案内(11) 矢口高雄『奥の細道』
サクラサク読書案内(11)  矢口高雄『奥の細道』  中央公論社からマンガ日本の古典というシリーズが出ています。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2018/03/26 08:05
サクラサク読書案内(10) よしながふみ『大奥』
サクラサク読書案内(10) よしながふみ『大奥』    よしながふみの漫画はどれも面白く、私の一番のお気に入りは『西洋骨董洋菓子店』です。また、『ジェラールとジャック』では、『ベルサイユのばら』とは違った観点からフランス革命を描くことができるのかと感心しました。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2018/03/23 18:04
サクラサク読書案内(9) みなもと太郎『風雲児たち』
サクラサク読書案内(9)  みなもと太郎『風雲児たち』  至る所にギャグが散りばめられているのですが、実のところ、いたってまじめな歴史漫画です。  冒頭は坂本龍馬ら「風雲児たち」が、長い鎖国の時代を打ち破って大活躍をする…、と思わせておいて、いきなり「話は四百年前にさかのぼる」と、関ヶ原の戦いの場面となります。幕末という時代を理解するにのに、なぜ関ヶ原にまで遡らなければならないのか。それは、関ヶ原の戦いで西軍に参加して敗北した武将たちが、それぞれ薩摩、長州、土佐を拠点とすることになるからです。これらの藩が明治維新に大きな役割を果たすことになるその発... ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2018/03/22 10:52
サクラサク読書案内(8) 白土三平『忍者武芸帳 影丸伝』
サクラサク読書案内(8) 白土三平『忍者武芸帳 影丸伝』  戦国時代を描いた漫画はとてもたくさんありますが、そのほとんどが戦国武将を主人公として描いています。もちろん、それはそれで面白いのですが、ここではそれらとは観点の異なった作品を紹介しましょう。白土三平の『忍者武芸帳 影丸伝』です。  戦国時代といえば、戦国大名たちがしのぎを削る様子がクローズアップされがちですが、支配層(武士)VS被支配層(農民など)という大きな対立が見逃せません。実は織田信長などの戦国大名が一番苦しめられたのが土一揆や一向一揆でした。  主人公の影丸は、仲間の「影一族」と共... ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2018/03/20 07:54
サクラサク読書案内(7) 木原 敏江『風恋記』(『夢の碑』より)
サクラサク読書案内(7) 木原 敏江『風恋記』(『夢の碑』より)  『夢の碑』は、平安、鎌倉、南北朝、室町、江戸など様々な時代における「鬼」を描いた作品です。「鬼」とは超常的な能力を持つ者であり、その能力の現れ方は一様ではありません。ある時は悲劇をもたらし、ある時はハッピーエンドとなります。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2018/03/19 08:38
サクラサク読書案内(6)  灰原薬『応天の門』
サクラサク読書案内(6)  灰原薬『応天の門』       『応天の門』は、菅原道真(845-903)と在原業平(825-880)を中心とする平安時代を描いた作品です。この二人は歴史上ばかりでなく、古典の方面でもぜひ知っておきたい人物なので、この作品を取り上げました。  私はこの二人が同時代人で、しかも在原業平が年上であることは、この漫画を読むまでは意識していませんでした。しかし、確かにその通りです。そして狭い京都の中ですから、少年時代の菅原道真と在原業平が知り合いであっても、不思議はありません。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2018/03/16 10:14
サクラサク読書案内(5) 山岸涼子『日出処の天子』
サクラサク読書案内(5)  山岸涼子『日出処の天子』  日本の古代史を描いた漫画が近年多く見られるようになりましたが、その嚆矢としてはやはり山岸涼子の『日出処の天子』を挙げたいと思います。  厩戸王子が超能力者という設定が特異ではありますが、これ自体は伝承をそのまま漫画化したものとして有りだと思います。  歴史ものとして評価したいのは、蘇我氏が必ずしも一方的な「悪者」として描かれていない点です。  これまでの歴史では、蘇我氏は天皇をないがしろにして権勢をふるい、挙げ句の果てには崇峻天皇を殺害したために、大化の改新で中大兄皇子と中臣鎌足によって... ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2018/03/15 08:43
サクラサク読書案内(4) 岩明均『ヒストリエ』
サクラサク読書案内(4) 岩明均『ヒストリエ』  『寄生獣』で有名な岩明均が描く『ヒストリエ』では、紀元前4世紀の複雑な古代ギリシャ世界が数奇な運命をたどる主人公エウメネスの目を物の目を通して、非常に興味深く描かれています。  エウメネス自身は実在の人物ですが、前半生は謎に包まれています。『ヒストリエ』では、エウメネスは、カルディア(現在のトルコ)の富裕な家の次男として教養豊かに育ちながらも、実は「野蛮人」とされた異民族スキタイ人であったとしています。そして、育ての父親の死と同時にそのことが明らかにされ、彼は奴隷の身分となります。しかしその... ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2018/03/14 08:03
サクラサク読書案内(3) 横山光輝『史記』
サクラサク読書案内(3) 横山光輝『史記』  司馬遷の『史記』は、歴史書としても、漢文としても価値ある書物です。  これを読めば、五帝の伝説時代から春秋・戦国時代、秦、そして漢の武帝までの古代中史に精通することができます。そこに登場する故事成語は一般教養としてぜひ知っておきたいものがたくさんあります。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2018/03/13 08:30
サクラサク読書案内(2) 大和和紀『あさきゆめみし』全13巻
サクラサク読書案内(2) 大和和紀『あさきゆめみし』全13巻  相棒がまた多忙により四月まで休筆することになりましたので、しばらくサクラサク読書案内のような受験に役立つ漫画の紹介をシリーズでお送りします。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2018/03/12 09:08
ガスコーニュのつわものたち17-31
ガスコーニュのつわものたち17-31 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2018/03/09 11:12

続きを見る

トップへ

月別リンク

陽気な日曜日/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる