インフルエンザは熱に弱い

 身体が熱っぽいというので、体温を測ると39度! びっくりしますね。でも、この熱は身体がインフルエンザのウイルスと闘っているために起こる症状なので、解熱剤で下げない方がいいのです。
 インフルエンザに限らず、たいていのウイルスが熱に弱く、一方、ウイルスと闘う白血球などは熱で活性化します。
 風邪でも高熱が出た方が治りが早く、微熱がだらだら続くだけだと治りが遅いという経験をした人も多いのではないでしょうか。
 ただ、高熱は体力を消耗させますし、食欲が落ち、眠れないということもあります。あまりに症状がつらい時には、服用することで食事を取り、よく眠って体力を回復させるよう努めるのがいいでしょう。間違っても解熱剤で治った気分になって、無理をすると、後でたいへんなことになります。

 解熱剤の中には、アスピリンのように「ライ症候群」を引き起こすものもあるので、特に幼児には要注意です。
 「ライ症候群」がおきるメカニズムははっきりしていませんが、インフルエンザや水疱瘡にかかった幼児がアスピリン(サリチル酸化合物)を投与された時に、急性脳症や肝臓障害などの重篤な症状を引き起こすことがわかっています。重い障害が残ったり死亡することもあるという恐ろしい症状です。
 今日では、医者が子どもに処方する解熱剤は「アセトアミノフェン」という比較的安全なものになっています。
 しかし、市販薬にはアスピリン系の成分が含まれているものもあります。子どもに市販の解熱剤を与えるのは、厳に慎みましょう。

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