い 一個の地球 百億の人間

い 一個の地球 百億の人間
(現在~未来)

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 現在、世界の人口は約70億人で、21世後半には100億人を突破するだろうといわれています。
 現生人類であるホモ・サピエンスは、現在のところ、約20万年前までにアフリカで他のヒト族から分岐したと考えられています。
 共通の祖先とふるさとを持つ人間は、それから世界中に居住地を広げていきました。道具の使用も集団生活も、すべてはよりよく生きるためでした。
 紀元前から10世紀頃までの世界人口は2億から3億、それから徐々に増加し、19世紀初頭にはおよそ10億に達しました。それから200年後の今日が70億ですから、数だけを見ると人間は繁栄を誇り、絶滅の危険性などなさそうです。

 しかし、今日の人類は多くの問題を抱えています。
 戦争と貧困は人類自身が生み出した生存への危機です。そして、最近ますます激しくなる気候変動もまた人類の生産活動に起因すると考えられています。こうした問題に対処するためには、少なくとも自分の「国」といった狭い枠に囚われていたのではとうてい成し遂げられないでしょう。現在のアメリカ大統領選挙では、「国境に壁を作るべし」というとんでもない発言をしている人物がなぜか人気を誇っています。これを他人事として批判するだけでなく、私たち自身についても、国や民族で壁を作っていないかを問い直していかなければならないでしょう。
 100億の人間が地球というひとつの星で共生していける未来を信じたいと思います。

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この記事へのコメント

2016年02月27日 00:45
もう0時を過ぎましたが2月26日は世界の大詩人・ビクトル・ユゴーの誕生日ですね。
ユゴーが生きていたら黙っていないでしょう。
日本のワイドショーも面白おかしく「ジョーカーと思ったらキングだった」などとくだらないことを言っています。
アメリカの大統領が誰になるかは日本への影響が大きいのに、他人事のような空気です。
バシッと「とんでもない」と批判できるコメンテーターは少ない。
考えてみたら暴言吐いて炎上マーケティングをする人間を支持するのは日本も同じでしたね。
暴言を吐く人間を「発信力がある」と言ってるレベルの低さですから、あまりアメリカ人も批判できない辛さ。
「強いアメリカ復活」なんかを望んでいる人が多いとしたら古いと思います。感性が古い。
ユゴーやトルストイ、魯迅のような言論の獅子は、現代は世界でも少ないので厳しいものがあります。
あるいはチャップリンのような勇敢な英雄がいれば。
2016年02月28日 08:37
ブラックホークさん、2月26日にちょうどこの現代~未来編を掲載したのは、まさにユゴーが生きていたなら…ということを思い浮かべてのことでした。
人種差別・民族差別発言を公然と口にする人物が(おっと、日本にも何人もいますが)、世界最強の軍事力を持つ国のトップに立つ恐ろしさを想像してみなければなりません。
不安な世の中、確かな未来が見えない世の中だからこそ、古い感性にすがりつくのでしょうか。
私たちもよくよく感性を磨き、発信できる言葉を作っていかなければならないと思います。

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