ぬ 盗まれた自由の権利取り戻せ

ぬ 盗まれた自由の権利取り戻せ
(1830年フランス七月革命)

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 ロベスピエールの失脚後に頭角を現し皇帝となったナポレオンは、1815年に対仏大同盟軍にワーテルローの戦いで敗北し、セント・ヘレナ島に流され、そこで一生を終えました。
 その後のフランスは王政が復古し、ルイ十六世の弟たち、ルイ十八世とシャルル十世が次々と即位しました。彼らはもはや時代遅れになっていた身分制社会を取り戻そうとし、亡命した貴族や聖職者たちに革命前の資産を取り戻させ、市民の権利を抑圧していきました。これには多くの市民が不満を持つようになっていました。

 1830年7月、シャルル十世は議会を解散し、選挙権の大幅な縮小を命じましたが、これに民衆の怒りが爆発しました。
 7月27日にパリで市街戦が始まり、29日にはルーブル宮殿が陥落しました。シャルル10世は退位し、オーストリアに亡命しました。

 この七月革命のイメージがドラクロワによって『民衆を導く自由の女神』として描かれました。

 しかし、七月革命の結果、共和制ではなく、オルレアン家のルイ・フィリップによる立憲君主制の政体となりました。ルイ・フィリップは「銀行家の王」と呼ばれるほど、銀行など金融関係の富豪を優遇する政策を取り、庶民の暮らしは貧しいままでした。
 ヴィクトル・ユゴーの小説『レ・ミゼラブル』の後半部分では、この七月革命に失望し、共和制をめざす青年たちの姿が描かれています。

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