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やがて馬はアンデューズに到着した。マクシミリアンはアンデューズの最も人通りの多い広場に馬をとめた。そこで、彼はロランを馬から降ろし、自分も降り立った。そして、ロランの綱の端を持ったまま、あたりを見回した。この異様な光景に気づいた人々が、一人、二人と立ち止まった。人の集まりはさらなる人を呼び、これからいったい何事が始まるのか、という好奇心に駆られながらも、大男に直接声をかけることは誰も恐ろしくてできなかった。そういうわけで、人だかりは次第に増えていったものの、誰も何のためにこんなことが行なわれているのかわからなかった。 ロランは周囲に集まる人々が増えていくのを見て、ますます恥ずかしく惨めな気持ちになった。 『おれをさらしものにするつもりか…。』 ロランはへたり込み、視線を地面に落とした。それからどれくらいの時間が経ったか、ロランにはわからなかった。しかし、大男がこうぽつりと言うのが聞こえた。 「おまえの仲間は薄情なやつだな。」 『おれの仲間だって…?』 ロランは大男がいったいなぜそんなことを言うのかわからなかった。 『誰のことを言ってるんだろう? それに、おれの仲間に何をしようっていうんだ?』 最初の疑問については、見当が付かなかった。しかし、後の方についてはすぐにわかった。 『きっとおれと同じようにひどい目にあわせるつもりなんだ…。』 ロランはぞっとした。 |
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