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help リーダーに追加 RSS 慧眼なる読者との対話(29)

<<   作成日時 : 2008/03/31 08:39   >>

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 第28話までお読みいただいた皆様、ありがとうございます。いったいロランはどうしてこの恐ろしげな人物に囚われの身となってしまったのでしょうか。そのいきさつは次回の「第29話 最強の門番」にて語られますので、どうぞお楽しみに。

「第28話は、なにやら説明くさい場面が多かったが。」

「すみません。いろいろと伏線を張っておく必要がありましたので…。」

「つまり、コルネリー夫妻の会話の中にわざとらしく登場してきたサルガ男爵とやらが、後々何か重要な役割を担うわけだな。」

「へへへ。ご明察です。」

「次の登場まであんまり間が空きすぎると読者は覚えておらんぞ。」

「ぎくっ。じゃあ、もしかして第一部に登場したエガリエ男爵のことも…。」

「誰?」

「ああ、やっぱり…。でも、まあいでしょう。別にこの小説は推理小説ではありませんからね。」

「“男爵”がやたら登場してくるのは、何か意味があるのかね。」

「史実に忠実なだけです。だから、あしゅら男爵とかクモ男爵なんかは出しませんから、ご安心ください。」

「なんだね。そのあやしげな連中は?」

「あしゅら男爵というのはある有名漫画の登場人物ですね。クモ男爵というのは何でも好き嫌いなく食べる人物だということです。つまり、食うもん出しゃ食う…くぅもんだしゃくぅ…くもんだしゃく…くもだんしゃく。」

「おやじギャグにしても苦しすぎるな。」

「私が考えたんじゃないですよ〜。」

 次回は久々のアクションシーンがあります。とにかく強い男というのを書いてみたかったのです。

第28話に関する覚書

1696年春

場所
ラコンブの農場
ロランの家
コルネリー氏の館
デュプランの店
アンデューズの広場

登場人物
マゼル…ラコンブの農場で働くユグノーの青年。強引な資金集めをジェデオン・ラポルトにとがめられる。ジャン・カヴァリエと和解しようとして最初は失敗するがアルの手助けを借りて、なんとか成功する。
ロラン…本名はピエール・ラポルト。マゼルの親友。毛梳きと豚の去勢を仕事にしている。アンデューズでのジャン・カヴァリエとの和解に失敗して以降、不可解な行動を取るようになる。
ジャン・カヴァリエ…マゼル、ロランと幼なじみ。おじのラコンブの農場で働いていたが、アンデューズでデュプランの店の小僧として働くことになる。自分に自信がない。
アルベール・ブライユ…ユグノーの青年。ラコンブの農場で働いていた時に、マゼル、ロラン、ジャンと知り合う。マゼルおよびロランとは最初仲違いしていたが、親友となる。
コルネリー氏…ラ・サールに住むユグノーの貴族。愚痴多し。
コルネリー夫人…コルネリー氏の妻。夫の愚痴の聞き役。
マルト…コルネリー氏の長女。
カトリーヌ…コルネリー氏の次女。
リュクレス・ド・ブリニャック…コルネリー夫人の遠縁の女性。サルガ男爵の後妻となる。
サルガ男爵…かつて銃士隊の将校をしていたこともあるユグノーの貴族。
ジャックリーヌ…コルネリー家の姉妹のお付きの老婦人。
マクシミリアン…コルネリー家の門番。武勇に優れている。
ジェデオン・ラポルト…元軍人で現在は鍛冶屋。隠れユグノーの中ではリーダー的存在の一人。
ピエール・セギエ…放浪生活を送っているユグノー。ジェデオン・ラポルトと共に、ジュネーヴから説教者の招聘運動に携わっている。
ジャン・ラポルト…ロランの父。ロランが行方不明になって心配している。
ロランの三人の弟たち
デュプラン…アンデューズで有名なパン屋の主人。

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コメント(4件)

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まずい展開ですね。ロラン。大丈夫でしょうか。あしゅら男爵に捕まったら逃げるのは不可能。
「だからあしゅら男爵は出てきませんて」
沢里尊
2008/03/31 20:11
沢里さん、一人つっこみをされるとコメントが完結してしまうではありませんか。
さて、この門番、名はマクシミリアン。あしゅら男爵とどっちが強いか。おっとあまり変なことを書いたら、私もマクシミリアンに縛り上げられそう。
すずな
2008/04/01 11:02
「くもだんしゃく」の話し、懐かしいですね。確か、笑福亭鶴光のラジオ深夜番組で聞いたと記憶していますが...。もう三十数年前ですね。
ヒッピー
2008/04/02 00:22
ヒッピーさん、その元ネタがいったい何だったのか、すっかり忘れていましたが、三十数年前の話なんですか? 年がばれてしまう…。
すずな
2008/04/02 09:39

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