第28話 尋ね人-18
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作成日時 : 2008/03/18 09:32
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父親の話によると、叱り付けた後、ロランはひどく神妙な顔つきをして反省の弁を述べたので、父親はこれで問題は解決したと思い込んでいた。しかし、そのあと、彼の息子はいつの間にか姿を消してしまっていたのだった。父親が自分の無理解が招いた結果であると考えたのも無理はなかった。幼い弟たちには心配をかけさせまいと、こうした事情は話さず、単に緊急の仕事が入って出かけているのだということにしておいた。彼らはその間、兄のやるべき仕事を引き受けると主張したのではあるが、彼らが単調で根気を必要とする仕事をやり遂げる上でどれほどの能力を発揮したかは、先ほどの場面で示されたとおりである。
大の男がしょぼくれているのを見るのは、アルやマゼルにとっても気の滅入ることであった。そこでどちらからともなく、ロランの捜索を引き受けようという話になった。
「大丈夫ですよ、おじさん、きっとロランは無事ですよ。」
「そうそう、そんなに心配しないで。おれたちがきっとあいつを見つけてやりますから。心当たりがあるんです。」
「そうかい、ありがとう。あいつもこんないい友達を持って…。」
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